離婚調停の中で任意売却に成功

ご相談時のお悩み・ご経緯

ご相談者

神奈川県 N. O.様
職業 福祉介護
年齢 51歳
家族 妻、子供2人
【戸建て】
ローン残高 2,030万円
時価 1,540万円
妻とは介護職の職場で出会い結婚。1人目の子供を授かったタイミングで、職場の近くで販売会をしていた分譲戸建てを35年の住宅ローンを組んで購入しました。生活は決して豊かとはいえませんでしたが、妻と共働きで互いに協力しながら、子育てをしていました。

しかし、私が病気をしたことで、収入減となりました。住宅ローン返済も滞り、生活のやりくりに困るなか、妻とも不仲になりました。とうとう口も聞かなくなり、子供のことで最低限、必要な連絡のみ筆談をするような状況に。一緒に生活することも苦痛になったため、離婚を決断しました。

その後は顔も合わせたくなかったこともあり、離婚調停になりました。離婚調停中、当時17歳の長女から「この家に住み続けたい。なんとかして欲しい」とLINEが入りました。

・下の子供は障害があり、住まいが変わったら環境の変化に対応できない
・デイサービスのヘルパーをしている妻は、近隣の方の支援が仕事なので、この家を離れることはできない

といった内容でした。

離婚調停の相談をしていた弁護士さんより、任意売却という方法で、娘が自宅に住み続けられる可能性があることを教えてもらいました。また、ミライエという任意売却専門の不動産会社があり、リースバック(自宅を売却後に賃貸すること)に強いので相談してみてはと勧められました。

過去に弁護士さんに相談した方のなかに、ミライエで任意売却に成功している方がいるようで、弁護士さんからの紹介という形で相談してみることに。

妻とは、共有名義で住宅ローンを借りて家を買いました。離婚調停中なので、妻と会うことはできません。そんな状況で、任意売却やリースバックをできるのか疑問でした。

しかしミライエの担当者と話すと、妻とのやりとりは、全て担当者の方が行ってくれるとのことでした。

私が弁護士を通じて、ミライエさんから連絡がある旨を妻に伝えてもらうと、ミライエの担当者の方は、早速、妻とアポイントをとり、任意売却の意思確認を行い任意売却の手続きを進めてくれました。

売却依頼の書面などには、私と妻の記名・押印を併記するのですが、同時に立ち会うことはできず、手間が多かったと思いますが、当たり前のように対応してくれました。

また娘から聞いた話ですが、ミライエの担当者さんは妻とコミュニケーションを密に取り、うまく進めてくれたようです。

妻の現在の収入、今後の養育費など細かく気にしてもらい、無理のない家賃でリースバックができました。

正直、家の手入れも行き届いておらず、人気のエリアでもないリースバックの物件。買い手が見つかるのか半信半疑でしたが、販売活動を始めて2週間で買い手が見つかり驚きました。

妻との話で決めた家賃でのリースバックも決まりました。任意売却も無事にできて、離婚もまとまりました。 

N. O.様のご感想~すべての手続きを終えられて~

任意売却の後、私も体調が良くなり、新しい職場で働きはじめました。アパート暮らしも慣れてきたころに、娘からLINEが入りました。

お父さんのおかげで住み続けることができた。ありがとう。
仕事がんばって。

といった内容でした。

病気になってから親らしいことは何もしてあげられなかったので、LINEで「ありがとう」と言われたときは、任意売却をして良かったと心から思えました。もし自宅を競売で手放したら、娘と連絡をとることもなかったと思います。

担当者からの声

担当者

担当者より

N. O.様から「離婚はしても子供が住み続けられるようにしたい」という話をうかがいました。この希望を実現するためには、奥さまから任意売却の合意を得る必要があります。

N. O.様は、奥様とお子さんに対して後ろめたい気持ちがありました。また、奥さまと直接連絡を取ることや、物件の売買契約や引き渡しの際に会うことに強い抵抗を感じていました。

しかし、この気持ちが直接奥さまに伝わってしまうと、任意売却は難しいと考えました。そこで、N. O.様が子供の健やかな成長を願っており、今の家に住み続けたいという子供の希望を叶えてあげたいという気持ちを奥さまに伝えました。

その結果、奥さまに少しずつ任意売却に前向きになってもらえたことが、任意売却を成功できたポイントだったと思います。最終的に、お子様はもちろん奥さまにもリースバックして良かったと言ってもらえました。

解決にあたって重視したポイント

以下の点を押さえて慎重に手続きを進めました。

・離婚調停中というデリケートな状況なので、伝え方・聞き方に気を付ける
・相談者と奥さま、どちらか一方の顔を立てると、話がまとまらない可能性があるので注意する
・障がい者のお子さまのこともあり、周囲に知られないよう任意売却・リースバックを行う
・相談者の債務整理は、任意売却後に進めてもらう

お知らせ

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初期費用や持ち出し費用無し

解決事例

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